ウラジオストク旅行をさらに彩るWebマガジンSmetana”スメタナ”管理人のコウタです!
今回は「ウラジオストク郊外にあった、まるで宝石箱のような幻の”グラスビーチ”」をご紹介します!
非常に写真映えするスポットなので、訪れてみたい方も多いはず!?
YouTubeでもロシアやウラジオストクについて発信しているので、チャンネル登録もお忘れなく!
今日はウラジオストク郊外にある「グラスビーチ」に行ってきました☺️
なんとビーチ一面が細かいガラスで、水に浸かるとめちゃ綺麗なんです✨
日曜日だったので、人めっちゃいました笑
ロシア人のビーチへの情熱はすごい🔥 pic.twitter.com/TLMap4V9wq
— コウタ🇷🇺ウラジオストク (@kotaxi_garden) August 16, 2020
グラスビーチはどこにあるの?

グラスビーチはウラジオストク郊外にあり、市街地から車で1時間ほどの場所にあります。
グラスビーチというのは本当の名前ではなく、地名としてはПляж бухты Стекляннаяと言います。
ここに行くバスもあるっちゃあるのですが、2時間に1本レベルの頻度なのであまり理想的ではありません…
タクシーを頼もうにもグラスビーチ周辺はほぼ圏外なのでオーダーもしにくい…
地元のロシア人はみんな自家用車で行くのですが、観光客が行こうとすると車両をチャーターした方が良さそうです…!
まるで巨大な宝石箱!写真映えすぎるグラスビーチ

グラスビーチの特徴が、何と言ってもこのビーチ一面に敷き詰められたガラス!!
天気の良い日は太陽光が反射して、まるで巨大な宝石箱の中にいるかのよう…!
長い年月をかけ波に削られているので、踏んで怪我をするなんてことはほとんどないのでご安心ください。
なんでたくさんのガラスがあるの?

ウラジオストク付近でこんなにガラスが敷き詰められたビーチがあるのはここだけなのですが、そこで思い浮かぶのが「なんでここだけこんなにガラスがあるの…?」
実はグラスビーチの歴史を遡ると、このビーチはインスタ映えを狙って作ったビーチでは全くないのです。
元々グラスビーチ周辺には廃棄物処理場があり、大量のガラス類がここに廃棄されていました。
その捨てられたガラスが長い年月をかけ波に削られ、細かいガラスが敷き詰められた綺麗なビーチへとなったのです!
グラスビーチは何ともそんな偶然から生まれたビーチなのです。
夏は地元のロシア人が集う人気ビーチ!

ロシア人は短い夏を楽しむために、多くは長期休暇を取ってバカンスを楽しみます。ビーチへの情熱が半端ないです。
ファミリーで来る方が多く、テントを張ってBBQをしたり若い人は水タバコを持参したりして優雅に夏を楽しんでいます。
グラスビーチ以外のビーチでも、夏はどこも人混みが半端ないです!
トイレや更衣所も完備!売店も!

グラスビーチは屋外トイレもあるので、用を足したい時も安心です。
ただトイレットペーパーがない場合もあるので、予備でティッシュなどを持っていくと良いかもしれません!

トイレの隣に脱衣所もあるので、着替えも安心ですね♪
中国語の案内があったので、日本人でも何となく意味はわかるかと思います!

売店もあるので、かなり便利ですよ!
夏のこの時期はアイスクリームが美味しいのぜひこちらでご購入ください♪
ちなみにこちらのお店はカード対応しておらず、現金のみです。
ロシアの口座を持っている方は電話番号送金が可能ですが、なにせ電波が非常に悪く使えないと言っても過言ではないので現金をなるべくお持ちください…
冬のグラスビーチもめちゃくちゃ綺麗!
”ビーチ”といえばもちろん夏ですが、冬のグラスビーチもめちゃくちゃ綺麗なんです!!
雪と良い感じに合わさって幻想的な世界が味わえます…!
2020年9月の台風により跡形も無く消滅

これだけグラスビーチの魅力を紹介してきましたが、実は今はもう跡形もありません…
2020年9月3日に起きたスーパー台風「マイサク」によってガラスが全て吹き飛んでしまったのです…
”ガラスが敷き詰められてすごく写真映えする”という個性は残念ながら失ってしまいましたが、ビーチとしては十分楽しめる場所なので穴場ビーチを求める方はぜひ行ってみてください!